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人の声を美しく聴くには


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メールにてのご質問はこちらからどうぞ。


 ----- Original Message -----
 From:M.K
 To: info@rosenkranz-jp.com
 Sent: Tuesday, May 08, 2001 3:11 PM
 Subject: Re: お問い合わせ


  返信ありがとうございました。

  連休中はワイフ孝行で、園芸店へ付き合い午後はCDをのんびり聞くという楽しいときをすごしました。おかげさまでとても充実した音になった(・・・実は本人はよくわかってない)と思います。

 ワイフは佐藤しのぶさんのファンですが、CDをかけたところ「別の人のよう、音楽会とはひとつ違うけど、はっきりしてきた。」隣に住む弟も「前は音がもやっとしていたけどすっきり。」との評もう怖くて、はずせません。

  ありがとうございました。M.K

  -PS-
 オーディオ用のコンセントからエレクトーンをたまにつなぎます。たまたま,このコンセントを差し込んだまま音楽を聴きました。高音がびりつくような感じでスピーカのコイルがあたってしまったかと心配になりました。エレクトーンのコンセントはずしたところ解決。過去には気が付かなかったことも音が鮮明になったおかげです。こんごはアンプとCDデッキに御社の歯茎の威力を試したいと思います。



 ----- Original Message -----
 From: M.K
 To: info@rosenkranz-jp.com
 Sent: Wednesday, May 02, 2001 5:26 PM
 Subject: Re: お問い合わせ


  お言葉に甘えて、連休中に結論を出すようにしましょう。途中山小屋に家族といく予定ですが、日帰りにしたいくらいです。天気が崩れるといかない理由できるのですが、それにしても接点復活剤は失敗、コネクターのぐらぐら考えると、いまさら配線をはずすのも心配ですしまあ、じっくり聞き込みます。

  ありがとうございました。



 ----- Original Message -----
 From: info@rosenkranz-jp.com
 To:M.K
 Sent: Wednesday, May 02, 2001 3:27 PM
 Subject: Re: お問い合わせ


 M.K様

  有り難う御座います。

 もう少し時間をかけて、確実に音のグレードアップにつながったのか、弊害は無いのか、充分に納得されてからでも宜しいのではないでしょうか。

 それと、カーボンダイアトニックの件ですが長所もありますが、弊害もあると思います。金属と金属の間に、スクアランオイルが介在しますので、音のエネルギー(中低域)が薄くなり、高域が目立ったバランスになります。

 でもパッと聴きには良くなったと感じる方が大半みたいです。何故なら、人間は高い音の方が敏感ですから。


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ローゼンクランツ
貝崎 静雄
〒733-0003
広島市西区三篠町2−17−7
tel&fax 082-230-3458
info@rosenkranz-jp.com
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 ----- Original Message -----
 From: M.K
 To: info@rosenkranz-jp.com
 Sent: Wednesday, May 02, 2001 2:29 PM
 Subject: Re: お問い合わせ


  ところで、昨日のメールに書き忘れたことがありました。余計なことをしたのかもしれないのですが、音がうるさくなったのは「ダイアモンドの粉?が入っているという触れ込みの接点復活剤という黒い液体をつけた後からでした」この液体はいろいろなところでよいという評判なので購入しておりました。偶然の一致かもしれませんが、この液をつけた後からです。

  M.K



 ----- Original Message -----
 From:M.K
 To: rosenkranz
 Sent: Tuesday, May 01, 2001 1:08 PM
 Subject: お問い合わせ


  M.Kです。

  昨日は電話で失礼しました。早速、取り付けました。

 GENESISI5のSPコネクターは小型でいただいたY型が入りませんコネクターのサイドカバーを一部破壊し、とりつけることができました。このとき、SPコネクターが、ぐらぐらになりましたが音には影響ないようです今は、ビリ付きなど感じません。接着剤で固定したほうがよいのかななどとも考えてますが、メーカーに聞いてみた方がよいでしょうね。

 まだ聞き出して200分弱ですので、御社のねらいと違ってるかもしれませんが感想です。

 音域の設定が難しいが、悩みは「中音の品のなさ」でした。オーケストラとかビックバンドなど聞くと合奏のときに、音楽がつぶれて聞こえる。よって面白くなくなることが感じられました。
  1. 驚いたことに低音域がはっきりしだしました。今まではトリオなどの構成でジャズを聞いたときにウッドベースがSPの間全体からふわっと聞こえてきて全体で包まれたような状態でしたが少しはっきり、ある太さを主張するようになりました。もちろんまだウッドベースがどこにあるかまた、アタックがすぐに感じられるというほど(最近のオーディオ評論的には「スピード感」でしょうか?)わかるほどではないのですが、はっきりしだしました。(ただしベースを主張させることはジャズなどでは重要ですしこれは望みなのですが、クラッシックの暖かさが失われないかと心配です。よって、どこまでしっかり楽団の構成を見えるようにするかは、今後の試行錯誤でしょうか。
  1. 奥行きが出ました。今回は内田光子さんのモーツァルト20番を聞きながらの確認ですがそのあと、ジャズのコンボスタイルでトランペットなどが合奏するものを聞いていたところ、ワイフがきて、「昼に聞いた時と違い、音に奥行きがでている」といいます。彼女は、オーディオの理解者ではなく、音楽の理解者です。クラッシックを音楽会で聞くのは大好きですが家で聞くのは大学時代の勉強の延長線上にあるようで、好きでないといいます。耳は確かです。彼女の発言で僕が過剰反応をする(ようするに、機器を交換しようとしだす。よって普段はあまり評論しません。)そのワイフのことばで僕も言葉を見つけました「音が厚くなったような気がします。熱くではなく厚くです。」
  1. 私は、もう御社の配線信者になってしまったので、たぶんに催眠術状態にありしかも、夕食に飲んだワインと食後のお酒が効いてきて正常ではなくなったかもしれませんが、楽しく聞きました。夜の11時過ぎから、だんだん催眠がさめ「少しばらばらに聞こえるような気がしだしました」きっとつかれたのかなと思い、試聴を止めました。素人試聴記はこんな具合ですが。



 ----- Original Message -----
 From: M.K
 To:info@rosenkranz-jp.com
 Sent: Saturday, April 28, 2001 10:37 PM
 Subject: Re: 商品発送の御案内


  大変な労作をお借りできること、感謝します。

 使い方は説明書にあるのですね、あわてずに(これが難しそうですが)読みます。また方向管理も重要なこと理解しました。プロの8時間の作品、そこにはノウハウが詰まっていることでしょう。体調を整えワイフにも参加させます。

  お忙しいところ見も知らぬ者の悩みにお答え下さる暖かさに感謝です。ありがとうございました。

 勿論結果報告は義務であると理解してますが、自分の感性に一抹の不安もあります。試されているようでもあり。ともかく感謝の気持ちでいっぱいです。価格はHPにあるのでしょうか、探してみます。お支払いの方法は相談させて下さい。

  M.K



 ----- Original Message -----
 From: info@rosenkranz-jp.com
 To: M.K
 Sent: Saturday, April 28, 2001 6:11 PM
 Subject: 商品発送の御案内


 M.K様

  試聴用のスピーカーアタッチメント・・・SP-8N(Perfect)とジャンパーケーブル・・・JP-105の2品をこのたびはお聴き頂けたらと思います。

 このスピーカーアタッチメントはすべて手作りのため、8時間ほど掛かります。今日午前2時から作り始め、お昼前に完成しました。4時間のエージングをしてから出荷いたします。これでほぼどのような効果があるのか、ご確認いただけると思います。ごゆっくりお試し下さいませ。

  接続の方法は、取扱説明書をよくご確認の上、正しい状態でお使いください。特にこれらの2機種は、徹底した方向管理のもとに作られておりますので、誤った使い方をすると本来の能力を発揮できません。またご使用にあたって疑問な点がございましたらお電話にてお尋ねくださいませ。

  それではよろしくお願い致します、また、試聴後のご感想を頂ければ嬉しく思います。


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ローゼンクランツ
貝崎 静雄
〒733-0003
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 From: M.K
 To:info@rosenkranz-jp.com
 Sent: Tuesday, April 17, 2001 9:35 PM
 Subject: たのしみです


  スピーカーアタッチメントを楽しみにしております。

 やはり音は聞きながら変わるのですね、私は全くそのような耳を持っておりませんので、心配ですがチャレンジしてみます。

 お忙しいところ感謝します。温度変化の多いとき、ご慈愛下さい。



 From:info@rosenkranz-jp.com
 To: M.K
 sday, April 17, 2001 4:12 AM
 Subject: Re: 視聴させていただけますか


 M.K様

 このスピーカーアタッチメントという考え方は、世界に例の無いものですから、ガイダンスを受けても最初はいらないものを継ぎ足すという風にしか受け止めることが出来ないと思います。もしも私が逆の立場であったならば、オーディオのセオリーから外れていると思うでしょう。

 これもヒョンな事から始まるわけですが、9年ぐらい前の事です、Marlinのエクスかリバーという、ダブルウーハー&ダブルミッドのバーティカルツイン方のスピーカーに魅せられて、研究している時のことです。このスピーカーは完全に追い込んだら、眼前からスピーカーが消えるという触れこみでしたので、私の持ち前のチャレンジ精神に火がついたわけです。

 バイワイヤーリング方式の走りの頃です、ジャンパー線をとっかえ、ひっかえしている時にあまりの音の変化の大きさに戸惑い、低、高いずれのターミナルから繋ごうと、片方は必ずスピ−カーケーブルの先端にそれが直列に繋がることに気づきました。

 避けて通れないなら積極的にどういうジャンパー線が良いのか作ってやろうじゃないの!・・・

 それから、何十という試作が始まったわけです。線形、長さ、振動対策、方向性等、作っては聴き・・・、作っては聴き・・・、エージングが進み音が落ち着くまでに最低4時間かかります。

 この過程をすべてその場から離れることなく監視してきましたので、音のクリニックで、お客さんの所へ訪問したときでも、音の変化に何一つ驚かなくて済むのです。そして「時間の経過とともに、このように音が変化していきますから」と先の事を説明できる力と自信が身につくのです。

 これはトコトンやった者でなければ解らないと思います。こうしてケーブルという物と音の関係が大分解ってきたのです。その時一番驚いたことは伝送の過程で恐ろしく情報がロスしているということです。

 ロスしているというより埋もれているといった方が正しいのかもしれません。なぜならば出来の良いジャンパーを繋ぐと聞こえなかった音が聞こえるようになるわけですですから、わずか先端に10cmほどの線を継ぎ足すだけで。こうなると余計な物ではなく、正に欠かすことの出来ない物となるのです。このようにして誕生したのがスピーカーアタッチメントなのです。ですからこの効果というものは聴いていただくしかありません。

 同じような例としては、屋内配線はそのままなのに電源ケーブル換えたら随分音が良くなるなんていうのは、もう今では常識です。メーター50円位のVAケーブルそのものを元から替えないと、と思い、下手に高級な撚線にやり直して大失敗した人を何人か見ております。音は大造りでも時間的位相の狂わないことのほうが重要なのです。細やかな音のお化粧は後でいくらでも出来るわけですね。

 今のところスピーカーアタッチメントの在庫を切らしていますので、恐れ入りますが10日ほどお待ち頂きたいのです。

 ここ、1ヶ月ほど新しいアンプ開発のため、深夜にヒアリングを集中してやっていますので、今日はこのくらいで失礼いたします。


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 From:M.K
 To: info@rosenkranz-jp.com
 Sent: Monday, April 16, 2001 10:56 PM
 Subject: 視聴させていただけますか


  早速、拝見しました。

 一番高いものを購入すべきと思いますが、簡単に「ではこれを」というほど気楽に生活してはおりません。恥ずかしながら、よって視聴をさせて頂けますか。

 きっと引き返せなくなると思うのですが、どのような方法で普通はやるのでしょうか。ところで購入せずに返却の場合のペナルティもお知らせ下さい。

 気に入っても都合により購入出来ないこともありますので




 ----- Original Message -----
 From:M.K
 To: info@rosenkranz-jp.com
 Sent: Monday, April 16, 2001 10:39 PM
 Subject: Fw: アドバイス頂けるなら幸甚です


  このような丁寧な返信は全く期待しておりませんでした。大変感謝しております。専門家のご意見は全く尊重するというのが、私のいきかたです。是非おすすめのケーブルをご紹介下さい。

 まだHPにて確かめていないので購入できる範囲の金額なのか分からないのですが、既に決めております。これからHPを拝見します。2.5mでお願いしたいと思います。


  ところで、ついでですが、CDならびにPriの接続ケーブルは当初はaudioquestに作っていただいたのですが、今はLINNのケーブルです。メインアンプを購入(サブシステムに)したときの付属品です。細いコードですがこちらがよいようにかんじました。このあたりもアドバイス頂けますか。

 また、メインアンプはスピーカの間においていますがですが、コンパックの木製円形のインシュレータに乗せてます、これはいかがでしょうか。一度にすべての購入は無理と思いますが、アドバイスいただけますか、時間があるときにお教え下さい。購入は御社から直接が良いでしょうか。おつきあいしているお店でよいですかお教え下さい。

  ありがとうございます。



 From:info@rosenkranz-jp.com
 To:M.K
 Sent: Monday, April 16, 2001 4:06 AM 
 Subject: Re: アドバイス頂けるなら幸甚です


 M.K様

 ご相談頂いた音のご不満な点について、どれだけのお役に立てるか解りませんが、私なりに経験したことでM.Kさんの現有システムの中で重なりあう部分を、先ずご報告申し上げます。

 私も個人的には、アーノルド/ヌデール氏の大ファンです。今からさかのぼる事約20年になりますが、InfiniityのRS-4.5を聞いていっぺんに魅入られてしまいました。それからというものは、店内にはInfinityのフルラインアップがいつも並んでいました。


 ある正月明けの夜、常連さんが3人くらいいましたでしょうか、四国高知のカサビアンカという喫茶店にInfinityのI.R.Sが置いてあるので皆、誘い合わせて聴きに行こうという話になり電話をかけまくり、8人で徹夜のツアーとなりました。20代の若い人たちばかりでしたので話はあっという間にまとまりました。道中も大変楽しく今となっては大変いい思い出です。

 四国山脈を越えるわけですから、途中雪もあって随分時間が掛かりましが、なんとか無事高知の町につきました。最初にALTECのA-4を置いてある喫茶店に行きましたが、そこは凄く狭い店でまともに音楽が聴けるような環境ではありませんでしたのですぐに出ました。それから一目散にカサビアンカヘと向かって行き、とうとう着きました。

 目の前にははじめて見るI.R.Sが堂々と一段高いステージに仁王さんのように立ちはだかっています。全員その威容さに圧倒され、周りをぐるぐる見て回って興奮状態です。これが『世界一のスピーカー』か?・・・・・・・

 マスターに「徹夜で広島から来ました」と挨拶をしますと、ゆっくり聴いていってくださいといって、私たちのリクエストに対して丁寧応えて下さいました。音が出た瞬間・・・今までに経験した事の無い幸せを感じました。雄大で、品格があって、何とリッチな音なのでしょう。

 その時、私は瞬間に、『俺は必ずこれを買うぞ』!!と、ひそかに決意していました。当時は、アカイが輸入していた時代ですので、まだまだ実績は無く、保守的な空気が強かったので売るのには苦労がありました。それでも来るお客さん全員に強引に勧めていました。私も30そこそこですので無我夢中だったと思います。

 4年ほど経ってでしょうか、私もとうとうI.R.Sを購入することが出来ました。当分の間は商売を忘れて、酒屋の飲んだくれ親父状態でInfinity三昧の日々でした。しかし当時は中々いいアンプが無くて、苦労しました。そしてケーブルやインシュレーターのいい物も無く、今考えてみるとよくもそんなセッティングで鳴らしていたものだと思います。

 そんな事もあって、自分でケーブルや、インシュレーターを開発して行くこととなるのです。それが『ローゼンクランツの誕生』なのです。


 話し始めると止まらなくて、すみません。それからGenesisについては、最初にアブサートロンさんが日本で扱う予定だったそうで、そのときにテストケースとして数種類仕入れていた物を、私に全部譲って頂いて、各一品限りで販売した経緯があるのです。

 今でも一つ売れ残っている物があります。そしていまのInfinityは、創業者を無くした、らしからぬ音で私には何の魅力も感じません。Genesisの音の方がやはり本家の音という感じです。技術的に独創性があり、音に一本筋が通ったこだわりと、マインドを感じます。ヌデール氏の音は雪解け水のように澄んでいて、心の僅かな変化も表現してしまう凄さにあります。

 それゆえ機器の能力もさる事ながら、インシュレーターやケーブルにも細心の注意を払ってやる必要があります。要するにセッティングの良し悪しで、信じられないような素晴らしい音が可能だと思います。Genesisの中高音を情報量たっぷりで澄んだ魅力ある音を出すには、並みの方法では無理と結論ずけられます。


 これから問題点をご説明申し上げます。オーディオクエストのスピーカーケーブルを使っているのは先ず正解です。それはまず、電気的位相管理がよく出来ていますので時間軸が正確となり、音に混濁感を間違っても発生させません。それは音の基軸となる点で優れていますので中低音のしっかりとした基音を構築出来る事において他に候補はないと思います。

 ただし欠点としては、M.Kさんも書いておられましたが、馬の尻尾でこするデリケートな表現は望むべきもありません。なぜならば、その為には線径が太すぎるのです。この問題そのもののジレンマの解決が、すべてのローゼンクランツの物づくりの、正に出発点なのです。

 そのことを解決できる方法は当社のスピーカーアタッチメントをお試しいただければと思います。詳しくは、当ウェブサイトのアクセサリーの所と、ローゼンクランツの音作りのケーブル編の所をご覧になって下さいませ。

 色々と問題点はありますが、一つづつ、貸し出し試聴という方法で確実にご確認いただきながら、何度かキャッチボールをする事によって目指す方向が見えてくると思います。それでは、またお返事ください。


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 From:M.K
 To:info@rosenkranz-jp.com
 Sent: Sunday, April 15, 2001 10:13 PM
 Subject: アドバイス頂けるなら幸甚です


 音の悩みを言葉で表すにはあまりにも語彙が貧弱で、お伝えできるか自信はありません。しかし悩みを持っていることは事実です。”恥ずかしがらずに”という、HPのメッセイジに甘えることも、どこまで許されるか判断に苦しむ(というほど考えてはいないのです)のですが、アドバイスいただけたら幸甚です。そして直感ですが、これが御社のインシュレータで解決できるのではと思い、ここに書かせていただきます。(勿論アドバイスできないと言う答えもあると思います。)


 私は音楽は何でも好みますが、特に人の声、弦楽合奏、ピアノを好みます。昔フォークソングをやった事や、教会で聖歌隊(といっても本当に素人の集まり)関係でコーラスのハーモニーは大好きです。合奏の弦楽器は羊の腸を馬のしっぽでこするリアル感は必要ですが、しかしざらついて欲しくないと思っております。これは子どもの時のバイオリンの記憶に関係するかもしれません。

 オーケストラの第一、第二バイオリンの合奏は艶があって、胴が響いて欲しいです。パイプオルガンは体に低周波が感じられることが重要です。ピアノは大好きなのですが、これは床からの低音が足を伝わるような感じが必要と思ってます。

 ピアノは2から300人くらいのホールで聞くのが好きなのですが、このあたりでは八ヶ岳の音楽堂が好みです。コンサートは妻と3ヶ月に一回程度ですが、サントリーホールが多いです。横浜にも良いホールはありますがあまり横浜の会場に行ったことはありません。
  
  ワイフはピアノを子どもの時からやっておりました。今教会ではパイプオルガンの奏者の一人です。彼女は家の音に敏感ですが、私がエスカレートしないよう評論はあまりしません。

 以上が我々のバックグランドです。これ以外の音楽の好みですが、スタンダードなジャズ、またビートルズ、ビーチボーイズは大好きで、エルビスのゴスペルもききます。このシーズンはボサノバも聞きますし、まあ、邦楽以外は何でも聞くと言っても良いかもしれません。でもCDはクラッシックが殆どです。


 オーディオ装置は新しくありません。GENESIS 5、 LEVINSON 23.5+26、CDデッキはLINNです。電源コードはGOLDMUND(世間で今のように騒ぐ前購入が少し自慢?)SPケーブルはaudioquestです。洋間で床はフローリング、壁はボードにクロス貼、普通の住宅です。スピーカーは、自立型暖炉を挟み2.3mくらい開けて設置してます。以上が装置です。前置きが長くてすみません。
 
 質問というか悩みですが、中音から高音に品がないと思っています。すなわちなめらかさというか、艶がありません、ざらつきが感じられます。バイオリンは自分で弾くと確かにざらつきがありますが、コンサートでのあの層の厚い荘厳で、しかも艶のある音になりません。インシュレーターをCDデッキに使うのはいかがでしょうか。SPは床直おきにするよう設計者のヌーデール氏は言っておりますので、これはそのように考えております。

  このSPの前はQAUD 63Proに専用のウーファーを取り寄せ使っておりました。艶はこのときの方があったと思いますが、すべての音楽に今のSPが向いていると思って変更しました。多分当たっております。ちなみにこの装置は親友の家でジャズを気持ちよくきかせております。

 以上ながくなりました。だいたい連休がちかずくとオーディオのむしが騒ぎます。期の初めの喧噪から解放される為でしょうか、最後になりましたが御社のHPは信頼感がある文章でつづられており、このようなメールを書かせていただきました。これからもご発展を祈念しております。

  アドレスはステレオサウンドにて知りました。厚かましい長文ここまでおよみいただきありがとうございました。

 M.K


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